赤ニキビの芯は自分で出していいのか?

なぜニキビに芯ができるのか?

毛穴で皮脂が固まって蓋をすることで芯が生まれ、これがニキビの原因になります。

 

皮脂詰まりを起こした毛穴は皮脂の出口を失い肥大化、感染による炎症を重ね、ニキビは重症化していく傾向にあります。なぜ本来排出されるべき皮脂が毛穴で固まってしまうのか。
原因はいくつか考えられます。

  • 思春期の男性ホルモンの増加による皮脂の過剰分泌
  • 遺伝による脂性肌(オイリー肌)
  • 毛穴を塞ぐ美容液(化粧水、乳液)

第二次性徴真っ只中の思春期は、男性ホルモンのバランスが崩れ、一時的に皮脂の分泌が多くなります。皮脂の分泌が過剰になるのに対して毛穴はまだ成長途中で小さく毛穴詰まりを起こしやすいのです。

 

実は皮脂の分泌量のピークは22歳〜23歳の間です。なぜ皮脂量は思春期と変わらないのに二十歳を超えるとニキビが落ち着いてくるのかというと、これは20歳を超えると毛穴が十分に成長するので、皮脂の分泌に毛穴の大きさが対応して皮脂の分泌は多くても毛穴の出口も大きいため、詰まらずニキビができないのです。

 

思春期の方は時間が解決してくれる部分もあるので焦らずじっくりスキンケアをしましょう。ただし、ニキビができる外部刺激は取り除いていたほうがよいでしょう。

毛穴を塞ぐ化粧品

ニキビケア用品の中には「オイリー肌専用」「ニキビ用」など効果のあるようにさせるためか、殺菌剤や防腐剤などかなり刺激が強いものが多いです。特に炎症を起こしているニキビは刺激に大変弱いのでよろしくありません。

 

また、美容液や乳液などドロドロしたクリームは粘度を高めるために毛穴を塞ぐ成分が多いです。使用は避けたほうがよいでしょう。ニキビに悩んでいる人の多くはオイリー肌です。オイリー肌は元々「脂分」と「水分」を含んだ肌質の人です。

 

化粧水は「さっぱりしたタイプ」を選んだほうが無難でしょう。但し、毛穴を塞がないことを証明する正式な尺度はないので最終的には自分で使ってみて確かめないとわからない部分もあります。

 

ですが、使う前に「添加物が入っているかどうか」は確認できるので、無添加のニキビ肌に優しい化粧水を選ぶとよいでしょう。ワックスやヘアスプレーを使う場合、できものがある肌に前髪が触れないようにしましょう。頭皮が脂っぽい人は毎日洗髪するようにします。

自分で赤ニキビを潰しても(芯を出しても)よいのか?


赤ニキビの芯は自分でいじったり芯を出したりしてはいけません。

 

赤ニキビとは直径5mm以下の盛り上がった小さな炎症ニキビですが、つまんだり、潰したりすると爪から菌が感染して化膿を起こす可能性が高いです。赤ニキビがさらに悪化すると膿胞、結節と重症化してしまいます。

 

炎症したニキビの直径が5mmになるとニキビ跡になる可能性が50%。7mm以上になるとクレーターや凹凸になって肌に残る可能性が出てきます。結節まで重症化したニキビは完治するまでに3カ月から半年かかることはザラで、大変危険な状態なのです。

 

赤ニキビは重症化するかしないかの瀬戸際であり、絶対に痕が残らないように適切な処置を受ける必要があります。

皮膚科での芯出し

赤ニキビが顔に5個所以上あり、重症化してしまう危険がある場合、皮膚科にいって排膿をしてもらいましょう。皮膚科の中にはお薬の処方だけの病院もありますが、薬だけではニキビは治りません。

 

前述した通り、ニキビの原因は毛穴に詰まった皮脂です。現在ディフェリンなど塗り薬でニキビの芯を除去できる薬もありますが、効果は薄いです。皮膚の表面にある皮脂詰まりしか除去できず、深くに入っている芯や炎症したニキビには効果がないのが現状です。

 

それよりも実際に医師にニキビの芯を一つ一つ丁寧に取り除いてもらうほうが有効です。面ぽう圧出治療といいますが、皮脂が詰まっている毛穴に0.1ミリほどの小さな穴をあけ、ニキビの内容物を押し出す治療を受けましょう。

 

極細の小さな穴から芯を取り出すため「痕」になって残る可能性が極めて低くく、治りも早くなります。自分でニキビを潰す場合、毛穴を毛穴開きが0.1ミリを超えるため、あとで凹凸になってしまうのです。

 

赤ニキビは必ず専門医にお任せしましょう。治療費は保険適用が可能なので1000円前後です。地元で腕の良い病院を口コミなどで探し、通院するとよいでしょう。

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